ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

VOGUEが、カマラ・ハリス副大統領をホワイトウォッシュって何?

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アメリカのファッション誌「VOGUE」2月号表紙を飾った次期アメリカ副大統領カマラ・ハリス氏の写真(⬆上写真左)が米国内で批判にさらされている。「光の当て方により、ハリス氏の肌のトーンが明るく“ウォッシュ”されている」という指摘が多く見られたのだ。マイノリティーの肌の色を明るく見せる修正を「ホワイトウォッシュ」(白人化)と呼び、アメリカでは「人種差別」の一つの表現手法だとして問題視され、Twitterでも「カマラ・ハリスは、これまで有色人種の女性がされたのと同じくらい明るい肌にされ、VOGUEは彼女を台無しにした」などのコメント やジャマイカ人の父とインド人の母を持つハリス氏の肌を「白く見せようとしている」とのコメントが相次いだ。 さらに、 雑誌の表紙に採用されたのは、ハリス氏が、副大統領としてのイメージにふさわしいパウダーブルーのスーツ姿の写真(⬆上写真右)が採用されると思っていたのに黒いジャケットとコンバースのスニーカー姿で写ったカジュアル過ぎる写真の方をヴォーグ誌が採用したことに対して副大統領になるハリス氏に「無礼だ」と批判の声が挙がった。このカマラ・ハリス氏のヴォーグ誌の表紙写真をみて、この写真のどこの部分が「人種差別」になるのか我々日本人には理解しにくいが、人種差別に敏感なアメリカならではの「アラ探し」と言えないだろうか。VOGUE誌は、これらの批判に対し、「この写真には、ハリス氏の信頼感や親しみやすさをとらえたインフォーマルなイメージがあります。これは、バイデン・ハリス政権の特徴の一つだと考えている」とコメントしている。