ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

原爆投下を決めたトルーマン大統領、日本人をケダモノと言った。

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米国のネットメディア、ボストンレビューが8月7日「我が国のレイシズム(人種差別)と海外でのレイシズムは切っても切れない関係がある。75年前に広島で10万人を殺した「有色人種は消耗品である」という考え方が、3か月前にジョージ・フロイドを(白人警官が)殺したのである」とツィートした。75年前の米国では、有色人種は消耗品だから広島・長崎に原爆を投下してもかまわない、という風潮が存在したのは確かな事実だった。広島・長崎への原爆投下を最終決定したのは当時の大統領トルーマン⬆だったが、彼は1911年6月22日、のちに妻になるベスに送った手紙のなかで『おじのウィルは、神は土くれで白人を作り、泥で黒人を作り、残ったものを投げたら、それが黄色人種になったといいます。おじさんは中国人とジャップ(日本人)が嫌いです。私も嫌いです。多分、人種的偏見なんでしょう。でも、私は、ニガー(黒人のこと)はアフリカに、黄色人種はアジアに、白人はヨーロッパとアメリカに暮らすべきだという意見を強く持っています。そしてケダモノたちと接するときは、ケダモノとして扱うしかありません』と書いている。原爆の日本への投下は、アメリカ国内でも当時反対するものが多く、次期大統領となったアイゼンハワーや、終戦の日本占領最高司令官マッカーサーも原爆投下に強く反対していた。しかし、日本の「真珠湾攻撃」を恨むトルーマンの「けだものジャップを懲らしめる」という強い考えを変えるには至らず、広島・長崎への原爆投下が決まったのだ。トルーマンは生涯、原爆投下を正当化し、アメリカでは「戦争を早期終結に導きアメリカ将兵の命を救った大統領」という評価が定着しているが、その根底にあったのはトルーマンの日本に対する根強い「人種差別」であったことは否めない事実だろう。