ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「大谷よ英語を話せ」有名黒人コメンテーターの日本人差別。

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米スポーツTV局ESPNの著名コメンテーターのスティーブン・A・スミス氏⬆が、人気番組「ファースト・テイク」のなかで、「通訳を介してメディアと話す外国人選手がいることは、ゲームに悪い影響を与える」「メジャーリーグがテレビの視聴者数や、球場の観客数を伸ばしたいと考えているならば、野球の顔である選手が、通訳を必要とするような人物であることは、助けにならないと思う」などと、大谷選手を名指しして、英語の話せないアジア人選手を嫌悪する発言をした。大谷選手と本塁打王を争う黒人選手ゲレーロjrも英語が話せずインタビューではスペイン語通訳付きで話ししているのにスミス氏は大谷だけをなぜ批判したのか。この発言はすぐにSNSで問題となり、ジャーナリストたちからも不適切だと指摘され、スミス氏はあわてて自身のツイッターを更新、謝罪文を投稿した。「私はアジア人のコミュニティ、そして大谷翔平選手自身を怒らせるつもりはありませんでした。私はアフリカ系アメリカ人として、固定観念がこの国の多くの人々に与えてきたダメージを痛感しています。私は過ちを犯しました。今の時代、アジア人コミュニティに暴力が振るわれているなか、私のコメントは、意図的ではないにせよ、明らかに無神経で残念なものでした。他に言いようがありません」。米国でアジア人に対して人種差別の暴力を振るっているのはこのスミス氏と同じアフリカ系アメリカ人、白人ではなくマイノリティ(有色人種)による言葉や暴力によるアジア人への人種差別が依然として後を絶たない米国の社会状況には、実にやりきれない思いがする。