米国・ワシントンで行われたジョー・バイデン氏の第46代アメリカ大統領就任式で、歌手レディー・ガガが国歌独唱を披露した。その様子は、動画配信サイトやネットニュースでまたたく間に世界中へと拡散され、海を挟んだ日本のSNSでも注目を集めた。レデイ・ガガによるこの世紀のパフォーマンスについての各国でのSNS上での評価はどうだったのか?アメリカのNBCTODAYでは、イイネ(Like)ボタンを押した人が10万人、ヤダネ( Dislike)ボタンを押した人は34,000人とおおむね好評だった(⬆上写真中央)。イギリスBBCNEWSでは、イイネが16,000人、ヤダネが3,246人とこちらも良い評価が出ている(⬆上写真右)。ところが日本の朝日新聞電子版でのイイネの数はたったの745人、ヤダネの数がイイネの6倍4683人(⬆上写真左)とレデイ・ガガのアメリカ国歌斉唱は不評だった。10年前の東日本大震災の発生時に、世界のセレブの中で真っ先に東北の現地を訪れた程の日本愛あふれるレディ・ガガ、彼女の左肩には「TOKYO LOVE」というタトゥーまで入れているのになぜ、米国や英国と異なり日本でだけレディ・ガガの「アメリカ国歌斉唱」について低評価だったのだろうか。前大統領のトランプ氏を「無能な人種差別主義者」と批判し、大統領選挙戦でもバイデン氏支持を表明していた彼女、アーティストが政治に口をだすのはタブーの国ニッポンでは、レデイ・ガガのこうした活動を「政治に対して首をツッコミ過ぎ」と多くの日本人ファンが思った結果、の数字なのかもしれない。