ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

宮藤官九郎もアビガンで助かったのに、患者への投与が少な過ぎる

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脚本家で俳優の宮藤官九郎(49)が3月31日に新型コロナウイルス感染を公表し、1週間後の4月7日に退院したという嬉しいニュース。その後、経過観察の2週間も終わって、パーソナリティーを務めるTラジオ番組に「電話出演」、コロナへの感染は「大変な病気でした」と快復までの詳細について語った。検査で陽性と分かって「入院した日には熱がすげえ上がった」ので、コロナ治療薬の有力候補とされる「アビガン」を医師から投与され「そこから6日ぐらいでだんだん熱が下がった」と1週間にわたる闘病生活を振り返った。この話を聞くと、コロナによる発熱に「アビガン」が極めて有効なことが良く分かる。アビガンは日本国内で抗インフルエンザウイルス薬として製造販売承認を取得した薬剤であり、ウイルスの増殖を防ぐメカニズムがある。政府は70万人分となるアビガンを備蓄していて、今年中に200万人分にまで増やす予定だという。これほど供給が十分なアビガンがあるのに、現在、国内で1万人を超えるコロナ感染者が居る中で、わずか350人程度の限られた患者にだけアビガンが投与され、効果があると報告されているに過ぎない。日本医師会もマスコミ報道も、なぜ日本国内の医者がアビガンの使用をためらっているのか、活動自粛で不安な国民に向けて、わかりやすく説明する義務があるのでは?そう思いませんか。