ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

コロナ休業のお店から平気で「家賃」を取る大家はハゲタカだ。

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コロナ騒動でやむなく休業しているカフェや居酒屋チェーンなどの飲食店経営者の有志が、大家への家賃の支払いを一定期間猶予、減免できる法整備を政府に求めると発表した。飲食店経営者らでつくる「外食産業の声」委員会が会見を開き「家賃支払いモラトリアム法案」の概要を発表。テナント企業との家賃交渉に不動産オーナー(大家さん)が応じることを義務付けるほか、政府系金融機関に家賃の立て替えを申請できるようにするといった内容を盛り込んだ法案だ。一方的に休業要請を受けているお店にとって、店を閉じても家賃は大家に支払い続けなければならない、と言う現実。それにしても、ほとんどのお店がコロナ禍によって売上がゼロになり、営業が危ぶまれているというのに、大家である不動産オーナー側からは、家賃支払いを「緊急事態宣言」が出されている間だけでも大幅に減額するとか免除するといった声は、まったく聞こえてこない。落語の世界に登場する大家さんといえば人情に厚い人柄で描かれているが、現実の大家さん(不動産オーナー)は、困っている店子を助けてあげようともせず、まるで弱者を食い物にしているハゲタカのようだ。コロナ感染と戦い続けている居酒屋やカフェを高みで見物しながら家賃という「漁夫の利」だけはしっかりせしめるというハゲタカ。業を煮やした飲食店経営者からの今回の「家賃減免」法制化の政府への訴え、ハゲタカ達はきっと慌てふためいているに違いない(笑)