ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

志村けん70歳、トム・ハンクス63歳の生と死を分けたモノ。

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型コロナウイルスの感染を公表していた米俳優トム・ハンクス(63)は29日、滞在先のオーストラリアから米国に戻ったことをツイッターなどを通じて明らかにした。映画撮影の準備のためオーストラリアを訪れて、妻のリタ・ウィルソンさん(63)とともに新型コロナウイルスに感染し一時入院生活を送っていたが無事退院しアメリカへ帰国できた。ハンクス氏はツイッターで「オーストラリアでお世話になった全ての人に感謝する」とつづっている(⬆上の写真)。これと同じ日に日本を代表するコメディアン志村けん(70)がコロナ感染で発症した肺炎によって死亡したニュースが飛び込んできた。コロナ感染で重篤になりやすいのは持病のある高齢者と言われるが、63歳のトム・ハンクスが無事に生き延び、70歳の志村けんがなぜ亡くなったのか。持病と言えばトム・ハンクスは7年前に糖尿病を発症したことを公表し、志村けんは4年前の肺炎や今年1月の胃のポリープ切除などの過去があった。にもかかわらず、志村は、つい最近まで、医師から酒を控えるようにきつく言われていたにも関わらず、夜になると麻布十番のバーに通い詰め、若い女性に囲まれて朝まで飲むのが日課だったという。持病がありながらコロナ感染から無事生還できたトム・ハンクスは同時に感染した妻という強力な支えがあった。生涯独身を貫いた志村けんには、衰えた体での夜遊びをキツく諌める妻の存在がなかった。感染後の2人の明と暗、運命の分れ道はそこにあったのかもしれない。