ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「ニッサンはあと2〜3年で倒産」負け犬ゴーンが吠えた。

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元日産会長のカルロス・ゴーン被告(⬆上写真左)が逮捕されてから、メディアなどを通じて検察の捜査手法に関する批判をしてきた元東京地検特捜部の検事だった郷原弁護士(⬆上写真右)。その郷原氏が、ゴーン被告の裁判に向けて昨年12月末、ゴーン被告が日本から脱出する直前に同被告に計10時間以上に及ぶ最後のインタビューを行った。米国の通信社ブルーンバーグがその会話の内容について伝えている。それによるとゴーン被告は、「日本政府の後ろ盾がなければ、西川広人社長(CEO)の知らないところで、他の日産幹部が私に対する内部調査を行うことはできなかっただろう」と述べ、さらに「今後2〜3年以内に日産は倒産するだろう」との考えを示したという。20年前、45歳の若さで日産の社長に就任し、当時日産が抱えていた2兆円の負債を5年間で完済し、国内シェアが12%だった日産を20%にまで拡大するなど、並外れた経営手腕を発揮して世界を驚かせたゴーン被告。しかしレバノン商人の強欲さが仇となって自らの役員報酬額をお手盛りした罪に問われる身となってしまった。日産はゴーン無きあとの昨年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算で売上高の2年連続の減収。4年連続の営業利益減だったことを発表している。負け犬の遠吠えに思えるゴーン被告の「日産の倒産予言」、ゴーン被告を追放した日産の日本人幹部たちは、長年にわたり会社経営の足かせだったゴーンと彼を日産に送り込んだ仏ルノー社との提携関係を解消することによって、この「倒産予言」にリベンジできるだろうか。