ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

試合後にタオルを被ったままだった大坂なおみに名司会エレンが斬り込む。

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グランドスラムを初制覇し日本に凱旋帰国して大騒ぎの大坂なおみ選手。日本出発の直前には全米でのテレビの人気番組「エレンの部屋」に出演、司会を務めるエレン・デジェネレスはエミー賞グラミー賞アカデミー賞の司会も努めた事のある全米を代表する有名司会者だ。その会話のやり取り、エレン「セリーナ・ウィリアムズ選手と審判の激しいやり取りには気づいていた?集中が切れてしまうはずだけど、何を考えていたのかしら?」「表彰式でブーイングが起きた時、セリーナはあなたになんて語りかけたの?」「試合後、頭にタオルを被って座っていたけど、タオルの下で何をしていたの?」大坂なおみ選手に視聴者が聞きたい核心を突いた質問を次々とぶつけるエレンの司会ぶりはさすがという感じだった。大坂なおみ選手も、それぞれの質問に素直な心情を吐露していたが試合後に頭にタオルをかぶっていたその理由についての答えが一番秀逸だった。「念のため表彰式のスピーチで話すことを(タオルを被って)確認していたんです。私はスピーチが得意じゃないので」。試合をテレビ観戦していた視聴者はてっきり彼女がタオルを被って女王セリーナを破った感動に浸っていたと思っていたのに意外すぎるその答えに思わず苦笑させられてしまった。それに比べて日本への凱旋記者会見ではあの白熱のゲームとは無関係な質問ばかりを繰り返していた日本のマスコミの不勉強すぎる記者たち。名司会者エレン・デジェネレスがしたように事前に大坂なおみvsセリーナ・ウィリアムズとの決勝戦の一部始終をビデオチェックしてから記者会見に望んでいたらもう少しましな質問ができただろうに。