ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

2才児不明事件、警察捜索500人に赤っ恥をかかせた78歳のおじいちゃん。

f:id:gunjix:20180816003810j:plain

山口県周防大島町で自宅近くで行方不明になった2才児の捜索、発生から3日が経過し、2歳時の両親も生存を危ぶんでいた状況の中、九州の大分県からボランティアで捜索に協力するためにやってきた78歳のおじいいちゃんが捜索開始からものの20分で不明の2才児を発見したという。「(不明になった坂道から)下がることはないと思った。不思議なもんで子供っていうのは上に上がるのが好きみたい」と捜索のコツについても語ったのだ。事件発生から3日間、延べ500人で懸命に捜索していたという警察・消防はたった1人のボランティア捜索にも劣る捜索を繰り返していた事が判明し、とんだ赤っ恥を掻いたことになる。つまり、発見した78歳のボランティア尾畑春夫さんが言うように2歳児の行動パターンを知っていれば3日間も発見できないと言うことは無かったはずだ。「(発見したら)私が抱きしめて直に(母親に)お渡しします」と約束して捜索を始めた尾畑さんが、2才児を発見するや『(その子を)渡してください』と警察が来たけど「イヤです」と断り母親に約束通り直接子供を手渡したという。「なんぼ警察が来ようが関係ない、お母さんのあの嬉しそうな顔は一生(目に)焼き付いて離れんだろうな」と語った尾畑さん。「子供の習性を考え」、「お母さんの笑顔のために」捜索活動をした尾畑さんが500名の警察・消防より捜索能力に長けていたのは「自明の理」だったかもしれない。