ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

見捨てられた男「松坂大輔」を1人かばう元メジャーリーガー。

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中日の入団テストを受けてやっと合格した元メジャーリーガ―松坂大輔投手は、すでにかってのファンから見放されてしまった「過去の人」のように見える。辛口評論家である張本勲氏も「チョット活躍は難しいと思う。突っ立って投げている。走り込んでないような気がする」とシーズン前から松坂が投手として今シーズン活躍できないという烙印を押してしまった。こうした張本氏の見方に異を唱えたのが松坂と同じにメジャーリーグブルワーズに在籍した経験を持つ元投手の野村貴仁氏だ。「今の投げ方は上半身だけで苦しい姿に見えるけど胸を張れて投げられている。アレだけ胸を張れて投げられる投手は(松坂投手以外)いない。あとは重心を下げて足の踏込が強くなればダイナミックな松坂に戻れる」「それをしっかりと教えられるコーチがいればと思ってる。それが出来ればまだ2桁(の勝利)はいけますよ」野村氏は張本氏の意見に反対しての発言というよりこれからの松坂のキャンプでのトレーニング次第だという意見では張本氏と同意見と言えるだろう。松坂が現在の突っ立ったままの投球フォームから重心を下げて足の踏込を強くして投げるあの力強いかっての投球フォームを取り戻せれば、確かにまだまだやれるに違いない。かつてメジャーで活躍した大投手野茂英雄氏が引退した年齢は40歳の時だった、まだ37歳という若さで引退にするには勿体ない年齢の「平成の怪物」は、果たしてキャンプで「走り込む」事によって昔の姿に甦る事ができるだろうか。