ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

上海に逃げた「はれのひ」社長を追いかけられない日本のマスコミ。

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成人式の衣装レンタルでサギを働いた「はれのひ」の篠崎洋一郎社長はどこに雲隠れしたのか。SNS上では中国の上海に高跳びして、現在の自分の所在地をFacebookに投稿し自身のプロフィールを上海で撮影した写真にさしかえるなど、被害に遭った成人女性の神経を逆なでするような態度でのうのうと暮らしていると言う。そんな中、NHKテレビを始めマスコミ各社の報道は被害に遭った女性の嘆きブリやボランティアが新しいレンタル着物を用意して被害女性たちにあらためて成人を祝ってあげようだとか「はれのひ」社長が嘲笑うような間抜けな報道を繰返しているのが現状だ。昨年のサギ旅行会社てるみくらぶ(ひらがなの会社にはご用心)の女社長が旅行代金の前金を騙し取った事件と言い、あきらかに「確信犯」である社長を、事件発覚直後は犯人扱いすることに深謀遠慮するマスコミ各社の報道姿勢はいったい何なのか。事件報道のプライオリティ(優先順位)からすれば善良な人々から騙し取った金を持ち逃げしている社長の追跡こそが報道各社の一番の使命ではないのか。NHKなら上海に支局のスタッフが居るだろうし、他社にしても上海に居るサギ犯人を追跡するのは容易な筈だ。こうした事件が繰り返し起こるのは、こうしたマスコミ報道の間抜けさ加減を詐欺を働くズル賢い連中は十分承知していて、自分がサギ犯と特定される前にクスねたお金を全部使ってしまおうという算段なのだ。これではサギの確信犯に前金でお金を渡してしまった善良な庶民達はいつまでたっても浮かばれないままだろう。