元Google社で自動運転車プロジェクトでリーダーを務めていたセバスチャン・スラン氏が立ち上げたベンチャー企業キティホーク社が年内に1人乗りのドローンを新発売すると言う。1人乗りドローンは世界各国で開発中だが恐らく一般向けに発売されるものとしてはこれが世界で初めてだろう。宣伝用の動画を見ると垂直に上下したり、スムーズに方向転換する様子が良くわかり、操縦テクニックは数分間の練習で自在に操縦して飛べるようになるという。非常に軽量化された車体に積まれた小型エンジンはバッテリーが動力ということだ。最高高度は4.5m(建物2階位の高さ)で移動速度は最高時速40㎞だと言う。このドローンは飛行する高度が低く速度も時速40㎞以下のため、万が一不時着しても生命に危険が及ぶことは無さそうだ。アメリカ連邦航空局では超軽量のこのドローンは操縦ライセンスは不要と言う見解だと言う。発売元のキティホーク社は、現在のところ安全面を考慮して当面は地上での運転は推奨しておらず湖や河川などの上空でレジャー用として使用して欲しいとしている。気になる販売価格だが、キティホーク社の会員に入会金100ドルを払って入会した人には完成品の価格から2000ドルの値引きをするという特典があるそうだ。正式価格はまだ発表されていないがこの会員値引き価格2000ドル=5%として推計するとこの一人乗りドローンは40,000ドル日本円で450万円程度と考えられる。世界で初めての人が乗れるドローンの新発売、あなたも1台購入して、鳥のように空を自在に飛び回ってみませんか?