隅田川のリバーサイドをランニングやウォーキングするのが、リタイア後の日課になっている。ほぼ毎日夕刻の時間帯に1時間30分程度汗を流している。晴れていれば問題ないのだが、その時間帯に急に雨が降ったりするのが困るので、毎日の天気予報のチェックは欠かせない。TVではどの局でもこまめに天気予報の情報を流すのだが、まるっきり当てにならないのだ。ひとつには、こちらが欲しい1時間30分という限定的な時間では予報しないし、さらに始末が悪いのは、晴れ、曇り、雨のいずれともとれる非常にあいまいな言葉を巧みに使って予報するのが常套手段だからである。はじめのうちは、予報士の一言一句を聞き逃すまい、と耳を傾けていたのだが、すぐにこの曖昧な言葉による予報が当てにならないと気付いたのである。ならば、自分で予報するしかない、というわけで、毎日、ランニングの時間の1時間前に「東京アメッシュ」と気象庁の「レーダ・ナウキャスト」で画面に映し出される雨雲をチェックするのが、怪しい雲行きの日の習慣になった。現在、雨雲が西から東へあるいは南から北へ移動中だというのが画面からひと目でわかるし、我が家の位置からどれぐらいの位置に雨雲があり、1時間後に降り始めるのかどうかも大体判別できるのである。こうして、自分で雨降り予報をするとほぼ100%の確率で天気予報が当たるのである。1時間30分ほどのスポット天気予報は雨雲レーダーをチェックするのが一番正確、散歩やランニングを日課にしているシニアの方々にぜひおすすめしたい、自己流天気予報である。