先日のニューヨーク・メッツのホーム球場シティ・フィールドでの試合で、ドジャースの大谷翔平選手がバッターボックスに入る前に帽子のツバに手を当て、メッツのベンチに向かって挨拶をした⬆。大谷選手にとって敵地での試合の際に必ず行うルーティンの会釈なのだが、この行動にNYメディアのFULL COUNT放送局が注目した。「彼は敵地で、いつもこうするのか?」と感心した様子でこの仕草について伝えると、地元ニューヨークのメッツファンもすぐさまこれに反応「やめてくれ!いいから俺達にお前をキライにさせてくれ!ったくもう」「すべてのメッツファンよ、オオタニの偉大なファンになれ」「この男を憎むことは不可能だ」「うわぁ、ニセモノのナイスガイ、彼のギャンブルスキャンダルにはウンザリだ」「いつも、勝ち星をアリガトウって言ってるのさ」「オオタニは、毎試合最初の打席の前にベンチに居る相手の監督にあいさつしてるみたいだよ」「ショウヘイに多くの愛と敬意を示すべき」。大谷選手が野球人として当たり前に行っているルーティンのあいさつが、敵地で注目を浴びる、何をしても話題になるMLBスーパースターならではの定めなのだろうか。