エンゼルスの大谷翔平投手選手が、ニューヨークで行われたメッツ戦で右翼ポール際のビジョンを“破壊”する特大ファウルを放った。大谷は「2番・DH」で先発すると初回の打席で右翼へ大ファウルを放った際に、打ったボールが外野に設置されたビデオボードを直撃。ボード左上の一角が黒くなり、その部分の映像が表示されなくなってしまった。地元メディアのニューヨークポストは、「大谷翔平、シティ・フィールドのビデオボードをレーザービームで破壊」の見出しと共に「ショウヘイ・オオタニはトレードで大金を稼ぐ前にシティ・フィールドの液晶ボードを壊した。ボールが当たった液晶画面は破壊され広告に使用されるスクリーンの一部がなくなった。 二刀流のユニコーンは今季終了後に野球史上最大のフリーエージェントとなる。もし彼がメッツと契約すれば、おそらくスティーブ・コーエン（メッツのオーナー）はオータニの最初の給料から液晶画面の修理費用を差し引くことができるだろう」とユーモアたっぷりに報じている。メッツのホーム球場でもあるシティ・フィールドもビデオボードの一部が大谷の直撃弾で壊されたあとセンタースクリーンの大画面に大谷の顔写真と共に we are sending you the bill for that, syouhei.（請求書を送るからね、ショウヘイ）とメッセージをのせた（⬆上左の赤い部分）。日本のプロ野球の球場ではあり得ないオシャレなアメリカンジョーク、これぞメジャーだよね。
