ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

4打数4安打吉田正尚に、手のヒラ返しのコーラ監督の2枚舌。

MLBレッドソックスで、5試合連続でスタメンから外されていた吉田正尚選手(⬆上左)が、カブス戦に6試合ぶりにスタメン出場。大リーグでは2度目となる1試合4安打を記録して勝利に貢献、打率も.269とした。試合後アレックス・コーラ監督(⬆上右)は「吉田は私たちのDH」「スイングはさらに速くなった」と手のひらを返したように吉田選手の活躍をホメちぎった。吉田選手は、21日のパイレーツ戦で日米通算150号アーチを含む4打数3安打2打点の猛打で活躍を見せたのに翌日から、5試合連続でコーラ監督の手でスタメンを外されていた。代わりにDHを努めたのはオニール選手とデバース選手だった。故障などの問題が一切ない吉田選手を外した理由は、この2人の選手との兼ね合いから出場機会を減らしたというのだ。コーラ監督は吉田について「彼はレギュラーのDHだ。昨日はオニールをDHで起用する必要があった。今日はデバースにDHが必要だった。私を悩ませているのはDHが1つだけということ、3つあればいいのだけれど」と吉田選手の5試合連続スタメン外しについて言い訳をし4打数4安打の活躍について「彼のスイングはさらに速く、クイックになった。彼はしっかりと休養を取っていたから、私たちはそれを予期していたよ」と5試合連続スタメン外しが「いい休養になった」と言い訳したのだ。打率.269と打撃上昇中の吉田正尚選手、打率.333のオニール選手、打率.262のデバース選手とのDH三つ巴の激しい争いに吉田選手は結局、己のバットで勝つしか方法はないようだ。