ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平、あんなヘッピリ腰では打てるわけない。

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エンゼルスの大谷翔平が、ジャイアンツ戦に「5番・DH」で先発出場。5打数無安打で自己ワーストの16打席連続無安打となり、打率は・171に下降した。この試合でもアウトコースを踏みこんで打てないばかりか、どの打席でも腰が引けすぎで⬆打撃フォームを崩されまくってる状態に見えた。なぜ、大谷はこれほど腰を引くようなバッテングになったのか。メジャーでは右投手、左投手に関係なく内角を鋭く攻めてくるため、インコースを意識的に捌こうとしすぎて、知らず知らずのうちに腰が引き気味になったと思われる。その結果、アウトコースの球も引っかけるようになり、ピッチャーゴロやセカンドゴロが量産されるというわけだ。この”腰の引けるという状態は、どの打者にも生じる、いわば”狂い”のようなもので、大谷だけのこととは限らないという。ただ、修正には時間がかかり、自分で理解して直そうとしても、なかなか元のスイングに戻らず、なかには気づくまで1カ月ぐらいかかってしまう選手もいるという。打者というのは、どれだけ頭で考えてバットを振っても、適切なスイングができるとは限らない。打席で失った感覚は、打席で取り戻すしかない。大谷が、腰の引けないスイングでボールを捉え豪快なホームランを放つ、あの打撃感覚を取り戻す日が近いことを願ってやまない。