ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

球の遅い今永昇太はナゼ打たれないのか、MLB公式サイトが分析。

MLB新加入の今シーズン開幕から5勝無敗を維持し、防御率1.08で両リーグトップをキープしているカブスの今永昇太投手⬆。MLB公式サイトMLB.comは、「時速92マイル(148.1キロ)の遅い球が、いかにしてMLBで最も価値のある球となったのか」というタイトルで今永のフォーシームを分析する特集を組んだ。「イマナガの平均球速は僅か92.1マイル(148キロ)しかなく、球速で彼はリーグの下位1/4のポジションにランクされている。しかし、この遅い球がカブスにとってだけではなく、メジャーのいかなる投手の投げるいかなる球種よりも価値のある投球となっている」とし、今永のフォーシームのランズ・プリベンテッド(失点を防ぐ度合い)がMLBトップタイの「+9」となっている点を挙げている。また、今永のフォーシームに球速以上の威力がある理由として、「イマナガはメジャーで最高レベルのライジング(伸びのある)ボールを投げる、今永のフォーシームは平均で+3.4インチ(8.6センチ)もライジングしていて、これは今季MLBのフォーシームで3位にランクインする。さらに、イマナガには、伸び上がるフォーシームと共に左腕からのスプリットという脅威がある。メジャーで定期的にスプリッターを投げる先発投手は過去6年間存在せず、しかも左腕でスプリットを投げる今永の希少性を挙げている。打者の目の前で伸び上がるフォーシームと打者が見慣れていない左腕からのスプリットで、メジャーの打者を翻弄し続けている今永投手、来週の登板で無傷の6連勝をぜひ挙げてほしい。