ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

山手線車内でモバイルバッテリー燃える、中国製となぜ言わない。

東京・池袋駅に停車中の山手線の車内で、スマホのモバイルバッテリーが出火して山手線内回りに最大20分程度の遅れが出て乗客8000人に影響が出た事故。この事故についてのニュースで、肝心の事故を起こしたモバイルバッテリーが、どこの製品なのかについての報道が一切なかった。再発防止の意味でも、ハッキリと中国製の粗悪なバッテリーだったと明示すべきなのに、今回の事故の主犯であるモバイルバッテリーについて不思議なことにマスコミは一切口を閉ざしたままだ。SNSでは、「どこのメーカーか公表するべきなのでは?」「アマゾンで売ってる怪しい中華バッテリー、安いからしゃーない」「安い中華製だと放電処理や過充電対策もしてないだろうし、発熱で済めばまだよくて最悪の場合は爆発する」「安い中華バッテリーは相応に容量も詐欺だぞ」など、モバイルバッテリーが中国製だったと大方の人が推測している。下手すれば命の危険にも繋がりかねないモバイルバッテリーの発火・爆発事故。マスコミの記者たちにはそういう安全性についての「視点」が欠けているから、発火したバッテリーがどこのメーカー製だったかについて調べようともしないのだ。 我が国ではモバイルバッテリーの「安全性」を認証するPSEマークの表示が法律で義務付けられている。移動時の安全性、落下時の安全性、異常高温時の安全性など16項目の厳しい検査をパスしたバッテリーしか販売が許されていない。我が身の安全を守るためにはくれぐれも「安価な中国製モバイルバッテリーには手を出さないことが肝心だろう。