ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「南海巨大地震がやってくるは”神話”」ゲラー東大名誉教授が猛批判。

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東京大学名誉教授で地震学者のロバート・ゲラー氏、(⬆上の写真)地球の内部構造の解析が専門だが、20年以上前から「大地震は予知不可能」と地震専門学者の立場から主張し続けている。ゲラー氏は「大地震の短期的予知は不可能だし、長期的予測も不可能」と指摘。「周期説は成り立たず、統計的な優位性はない。日本政府は過去40年間も“予知”ができるかのように偽り続け、それを国内メディア、特にNHKが誇張してきた」とし、2002年に政府が発表した南海地震の危険性を示すマップについて「赤色が危険で黄色が安全。太平洋側の東海地方を中心に広い地域が赤色になっているが、その後起きたのは、皆さんご存知のように11年の東日本大震災、16年の熊本地震、18年の北海道胆振東部地震で、いずれも『安全』であるはずの黄色の地域です。赤色の地域では何も起きていない。このマップと現実はあまりに違う。これは科学者でなくてもわかる、明らかな事実」と説明、ゲラー氏は結論として「こうしたハザードマップを使ってはいけません。メディアもこれで警戒心を煽るのはやめた方がいい。何十年に一度、100年に一度起きるとかの周期説も間違っているので廃棄しなければなりません。仮説が検証できなければ廃棄するのが科学。日本は間違いなく地震大国ですから『いつでも、どこでも起こりうる』というのが真実です。ある地域が他の地域に比べて地震発生の確率が高いと言うことはない。どの地域にもリスクがあると認識すべき」だと強調した。いまマスコミが騒いでいる「南海巨大地震」の襲来は「神話」に過ぎないとゲラー氏が言うように現実に起こるかどうかは結局のところ「神のみぞ知る」ことなのかも知れない。