国内シェアNo.1のヘアーカラーメーカーのホーユー が、アメリカ先住民が民間療法の薬として、ぜんそくや気道感染症、傷、骨折、痛みなどの治療に使っている「ヤーバサンタ」というハーブに含まれる成分「ステルビン」に白髪を黒に戻す効果がある可能性を見つけ、15年以上にわたり研究を実施。 5人の白髪の被験者にヤーバサンタを配合した製剤の塗布を続けたところ、最短2週間から3ヶ月以内に、白髪が根元から黒やグレーに変化していることが確認されたという。被験者への塗布試験では、ヤーバサンタ配合製剤を毎日2回、半年間塗布し、白髪の変化を毛髪1本ずつを研究員の目視によって評価。その結果、5名の被験者全員が、最短2週間から3か月以内の間に毛髪が根元から途中にかけて黒やグレーに変化し、白髪から黒髪への改善効果が確認できたという。このヤーバサンタに含まれるステルビンは、『色素細胞』と『色素幹細胞』の双方を活性化することが確認されており(⬆上図)、白髪を黒髪に戻す白髪改善だけでなく、白髪の予防も期待できるという。また、黒髪を作る基になるメラニン産生に必要な4つのシグナル伝達すべてを活性化させることも確認されている。白髪に悩んでいる人にとっては嬉しいニュースだが、SNSの反応では、「白髪なんてどうでもええやろ、そんなことよりヘアカラーメーカーは髪を増やす技術を研究しろや」「ハゲたら毛根が何色でも関係ないだろ」と白髪よりもハゲの特効薬を望む声がほとんどだった。