エンゼルスの大谷翔平投手が、タイガースとのダブルヘッダーに第１試合は投手兼DHで第二試合は２番DHでいずれも先発出場した。第1試合では投手として111球を投げ８奪三振、１被安打、３四球のハイパフォーマンスで今季９勝目となる完封勝利を挙げた。そしてわずか40分後に始まった第2試合で、大谷翔平が今度は打者としてホームランを2本打つなんて誰が予想できただろうか。1本目のHRは打球速度107.6マイル（約173.2キロ）、飛距離383フィート（約116.7メートル）の37号２ラン、そして2本目は打球速度116.9マイル（約188キロ）、飛距離435フィート（約132.6メートル）の打った瞬間それとわかる特大弾38号をライトスタンドに打ち込んだのだ。これを見た現地TV実況は、あまりに現実離れした大谷のパフォーマンスに、思わず「サンタ・マリーア！」と叫んだ。メジャーリーグ中継で予期せぬ出来事が起こった時に実況アナが叫ぶ常套句「サンタ・マリーア！」、米スポーツサイト『DraftKings』は「第１戦で完封＆完投を飾って、第２戦で爆弾のような２発を打つ。ショウヘイ・オオタニはもはや人間ではない」と表現したが「サンタ・マリーア！」（聖母マリア様）と讃えられた大谷選手は、いよいよ「野球の神様」ベーブ・ルースを超えた野球選手になったのかもしれない（笑）
