アメリカ有数の大都市であるサンフランシスコ。世界金融都市ランキングで5位にランクさるなど、北米を代表する世界的な大都市でありながら、市の中心地の人通りが2019年以前に比べ31％も減少し、5万人以上人口が減少して大都市としての活気が失われつつあるという。こうしたサンフランシスコ市の衰退に歯止めをかけようと、地元の新聞サンフランシスコ・クロニクル紙のビラル・マムード記者が、初めて訪れた大都市「東京」に学んで、サンフランシスコをSan Fransokyo（サンフランソウキョウ＝映画ベイマックスに登場する架空の都市⬆）として新たに生まれ変わるための10の提案を掲載した。その内容は、1. 渋谷センター街をマネして車が通らないストリートを作る。2.銀座通りをマネして 歩道の広さを現在の2倍にする。3. 東京のように歩道も自転車も通行が可能な道を作る。4. 原宿をマネして緑を増やす（日陰を作り、美化、空気改善に繋がる）。5. 街を1つの産業に依存させない。6. 浅草仲見世商店街と周囲の雑居ビルの関係のような商業地を増やす。7. 有楽町駅周辺の高架下をマネしてガード下も有効活用する。8. JRをマネして商店の入った駅ビルや駅近の建設。9. 山手線や都内の地下鉄のような使いやすい公共交通機関（比類がないと絶賛）を作る。10. 東京都内の電車が2、3分おきに、正確に到着する迅速な公共交通機関を走らせる。アメリカに空襲で焼け野原にされた大都市東京を、アメリカが手本にしたい都市にまで敗戦後に発展させた日本人て、素晴らしいと思いませんか。
