ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「急激ダイエット」「緩やかダイエット」どちらも76%リバウンド。

ダイエットをする場合、できるだけ早く体重を減らしたいと考える人が多いが、専門家によれば、リバウンドを避け健康的なダイエットのためには、急激な減量ではなく緩やかな減量を行うべきだと言われてきた。「緩やかな減量」とは、1週間に500g~1kgを減量することを目標とし、「急激な減量」とは1週間に1kg以上の減量を目標にした場合を指す。オーストラリアのメルボルン市立病院が行った研究では、200人を対象に体重の15%を「12週間で急激に減量するグループ」と「36週間で緩やかに減量するグループ」の比較実験が行われた。急激な減量を行うグループは、シェイクや栄養補助食品、スープなどを中心とした1日3度の飲食を行い、一方で緩やかな減量を行うグループは、1日の摂取目安カロリーから500カロリー少なく食べることだけが指示され、さらに1日に1~2回シェイクや栄養補助食品などの飲食が許可された。その結果、体重の12.5%以上を減量することに成功したのは、急激な減量を実施したグループは約81%、緩やかな減量を実施したグループは約50%だった。この実験が行われた3年後、実験参加者の体重の推移を確認すると、急激な減量、緩やかな減量を行ったどちらのグループも約76%が実施前の体重にリバウンドしたことが明らかとなり、どちらの減量法でも効果は持続しにくいことが判明したという。結論、ダイエットとは、我が国で昔から言われている「腹八分目」を守り続けることがリバウンドの心配がない一番の方法と思われる(笑)