ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「コロナウィルス太陽の光2分で弱体化」とアメリカの研究所。

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 米国土安全保障省長官の科学技術顧問ウィリアム・ブライアン氏(⬆上の写真)が、国立生物兵器分析対策センター(NBACC)が実施した実験結果をもとに「新型コロナウィルスは太陽光と湿度に弱い」と発表した。新型コロナウイルス量の半減期は、気温21~24度、湿度20%で18時間だが、湿度が80%に上昇すると、半減期6時間に減少し、これに太陽光が加わると、わずか2分にまで減少した。また、新型ウイルスが空気中に漂うエアーロゾルの状態になった場合のウィルス半減期は、温度21~24度、湿度20%で1時間だったが太陽光が加わると、1分半にまで減少した。この実験結果を踏まえて、ブライアン氏は「新型コロナウイルスは乾燥した暗い室内では、長く生存することがわかっているが、高温多湿の夏になればコロナウィルスの感染を大幅に減らすことができる環境を生み出せるだろう」と結論付けた。確かに、普通ののインフルエンザも太陽光や湿度に弱く、冬はきわめて活発に活動するが夏には減少するというのが一般的だ。新型コロナウイルスを研究した香港大学の研究チームから、このウイルスが摂氏4.4℃では最も安定しており、摂氏22℃以上になると活動が弱まるという報告もある。その理由として考えられるのは新型コロナウイルスは一般的に脂肪とたんぱく質の皮に包まれているが、高い温度ではその形を失う傾向があり、湿度が低い方が長く生存することもわかっている。高温・多湿の日本の夏は、コロナウィルスの勢いを止めるには絶好の季節であると言えるだろう。しかし、夏を迎える前のGW、コロナウィルスが嫌う太陽の下で、思いっきり体を動かしコロナ感染のピークアウトを実現したいものだ、がんばろうニッポン!