ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

日本アニメの女性を誉めたNYタイムスに「余計なお世話」。

「ニューヨーク・タイムズ」が、「複雑な女性ヒロイン」を描く日本アニメに関する特集記事を組んだ。記事によれば「「映画における女性の描写をめぐる議論が広がっている昨今だが、日本のトップアニメーターたちは長年にわたり、アメリカのアニメーターたちよりも重層的で、複雑な女性のヒーローたちを生み出してきた。彼女たちには強さや才能だけではなく、欠点や弱さ、怒りなども抱えているのだ」「例えば、「千と千尋の神隠し」の千尋は当初、思春期特有の、足の細い不機嫌な少女であったが、試練を経る事で強さと勇気と愛を開発し、映画の終わりには、自信に満ち溢れ、他人を思いやる事が出来る女性へと成長している。「おもひでぽろぽろ」では、人生の岐路に立つ女性の姿が控えめに、感動的に描かれ、「千年女優」では、自分自身で決断を重ねた、自立した女性へと成長する女性の姿が描かれている」と紹介、記事の最後は、近年の日本のアニメ業界では、プロデューサー、作家、音楽家など、重要な役割を担う女性が増えていると紹介。こうした女性達の活躍が、アニメの女性の描かれ方に影響を及ぼしている」と結んでいる。この記事に対するアメリカのアニメファンの反応、「1979年の時点で日本アニメの女性は複雑に描かれていた。ニューヨークタイムズ紙が、時代に追いついてくれて嬉しいよ」「えっ、いまさら気が付いたの?とりあえず日本人から離れて欲しい。彼らは欧米の価値観は必要としてないから」「私も本当にそう思う。日本に近寄らないで」。事あるごとに日本批判を繰り返しているNYタイムズ、この記事は米国のアニメファンにとっては「余計なお世話」だったようだ(笑)