ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「何て行儀が良いんだ」W杯スペイン戦勝利で騒動ゼロの日本ファン。

W杯カタール大会で、予選リーグE組世界ランキング24位の日本が世界ランク7位の強豪スペインに2―1で逆転勝ち、初戦のW杯4度優勝のドイツ戦での勝利に続くジャイアントキリング(番狂わせ)を演じてE組1位通過で決勝トーナメント進出を決めた。海外のサッカーファンは、このドイツ・スペインを破っての決勝トーナメント進出に日本のサッカーファンはさぞかし熱狂しただろうと注目した。しかし、テレビ報道で映し出された日本ファンのスペイン戦勝利と決勝リーグ進出の歓喜ぶりはといえば、渋谷などの繁華街に多くの人々が押し寄せはしたが、その場で勝利の喜びを分かち合っている日本ファンの姿は、ヨーロッパの国々で良く見られる物が壊されてしまったり、噴水に飛び込んだり、時には略奪も発生するような熱狂的すぎるお祭り騒ぎとは違って、規律正しく整然とした姿だった⬆。この光景を見たフランス人の反応、「車が燃えてないからフェイク映像だろ」「高卒試験に受かった時の高校生くらいの感じで、かなり穏やかに祝ってるね」「車が焼かれたりするより全然いいよな?ヨーロッパの古き良き時代の雰囲気が日本にはある」「略奪もなく、車も燃えず、警官にも殴られない。文化的な豊かさが関係してるんだろうか?」「壊さず、燃やさず、奪わず。日本人はパーティーのやり方をよく分かってるな」。日本のファンが穏やかなのはヨーロッパの国々の人達ほどサッカーに熱狂し過ぎていないせいかも(笑)