ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平、HR打った後のバットフリップ、なぜイイね?

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エンゼルスの大谷翔平投手が、ロッキーズ戦で2試合連発の37号3ランを放った。この一発で本塁打2位のゲレーロJr.に5本差をつけてHRキング争いを独走。さらに、打点王争いでもメジャートップのデバースに1点差に迫った。大谷は、打った瞬間に打球を見ながらHRを確信、右手で悠然とバットを放り投げる。何とも華麗なバットフリップ⬆。このシーンを動画で紹介したMLB公式ツイッターにはファンから「すごく控え目なバットフリップ」「このバットフリップに恋した」「なんて魅力的なバットフリップなの」と賞賛のコメントが殺到した。HRを打った打者がバットを放り投げる行為を指すバットフリップ、対戦投手への敬意に欠ける行為であるとされるが、大谷のバットフリップはなぜこれほど賞賛されるのか。他のHRバッターは「どうだ」と言わんばかりにバットを高く放り上げたり、勢い良く投げ出したりと、対戦投手の感情を逆なでするようなバットフリップなのに、大谷のバットフリップは、右手に持ったバットを軽く、そして丁寧に投げて、一塁へゆっくりと歩き出す、何とも優雅なバットフリップなのだ。日本人らしい相手投手への思いやりを感じさせる大谷投手の本塁打を打った後のちょっと控え目のパフォーマンス、MLBファンにとって、奥ゆかしさを感じる一コマだろう。野球の神様ベーブ・ルースに似てない固有のプレーヤーとして認められつつある大谷翔平、ホームランと打点の2冠王も夢ではなくなりつつある現在だ。