ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

自宅待機3万人、小池都知事よ「野戦病院」をナゼ作らない。

f:id:gunjix:20210821215057j:plain

「デルタ株」が猛威を振るい、病床は日に日に逼迫、東京都では入院できない自宅療養者の数が3万人近くに上り死亡者も相次いでいる。専門家からは、患者を1カ所に集めてケアできる「野戦病院」⬆の設置を求める声が広がっているが、東京都はまったく動こうとしていない。なぜ、小池知事は野戦病院をつくろうとしないのか。日本医師会の中川会長が18日の会見で「大規模イベント会場、体育館、ドーム型の運動施設を臨時の医療施設として、集中的に医療を提供する場所を確保することを提案する」と語ったのに、小池都知事は「酸素ステーション」にこだわっている。酸素ステーションは医師や看護師はいるものの、投薬など治療は行われない。専門の医師からは「酸素ステーション 残念だが意味がない。その前に投薬が必要。未治療で酸素だけをもらい、苦しむ場所にしかならない」と疑問を呈しているのにだ。東京都は「都には豊富な医療資源があります。宿泊療養施設での抗体カクテル療法をできるようにしたり、酸素ステーションの整備も進めています。いわゆる野戦病院のように患者を1カ所に集めてオペレーションするのが効率的との考え方があるのは承知していますが、医療資源があるのに、わざわざ、医療的に環境の悪い体育館に臨時病床をつくる必要性はない。検討する予定もありません」と日本医師会の提案を拒否した格好だ。自宅待機者を放置したまま医師会の「野戦病院」案を無視する小池都知事、あまりにも素人過ぎる行政判断ではないのか?