ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

小池都知事が、カンニング竹山にパワハラを仕掛けたワケ。

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TBSテレビ「アッコにおまかせ!」に出演したお笑い芸人のカンニング竹山が、都のコロナ変異株の検査数が少ない現状を批判した上で、小池都知事が出演したユーチューブの広報動画について「制作に4.7億円かかってるんですよ。全部じゃないけど、そのうちの一本に4.7億円の税金が使われている」と発言、その数分後、竹山は事実誤認に気付きいて「4.7億円は、動画制作費ではなく、広告費全体の経費でした」と訂正し「すみません」と謝罪した。これに対して東京都はTBSとカンニング竹山あてに抗議文を送付した。抗議文を送付した東京都政策企画局は「動画の制作にかかった費用は計1800万円。4.7億円かかった事実はない。訂正を求めるため抗議文を送付した」と説明、すでに竹山が番組内で発言を訂正しているにもかかわらず「4.7億円という数字が独り歩きし、都庁に抗議電話が殺到し迷惑している。正しい情報発信をしてもらうためにも抗議が必要と判断した」という。すでに番組内で謝罪しているお笑い芸人の揚げ足をとるような東京都という行政機関による個人へのさらなる抗議は、自由な言論を制限する言論封殺と取られかねない行為だろう。恐らく、これだけ執拗な抗議は、日頃からテレビやネットで都政への不満を口にし「小池さんは何もやってない!」と批判する「辛口コメント」を売りにしているカンニング竹山への小池都知事からのパワーハラスメントに違いない。東京都から竹山個人あての抗議文送付で、小池都政を批判し続けている竹山の口を封じようと目論む、老獪な緑のタヌキのワルだくみに違いない(笑)