ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ワクチン接種ビリでも死亡数が世界一少ない日本のナゾ。

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サミットでおなじみの先進7カ国(米・英・独・仏・伊・加・日)の中でワクチン接種率がまだ37.87%とビリの国ニッポン。なのに、直近の8月集計のコロナ新規感染者に占める死亡者数の割合ではアメリカ0.49%、 イギリス0.32%、 フランス0.3 イタリア 0.55% 、ドイツ0.29%、 カナダ0.25%の中で、何と 日本は0.12% ともっとも死者数が少ない国であることがわかった。ワクチン接種が世界でも最速で進んだといわれるイスラエルで0.29%と、日本の倍以上の数値を示している。またG20各国を見ても、ロシア3.77%、 インド1.35%、 韓国0.35% など日本より高い死亡者数となっている。 その理由としては、世界でもトッププラスの日本の医療体制、そして、それを支える医療従事者の方々の献身的な働きに負うところが大きいと言えるだろう。また、政府による高齢者(65歳以上)への先行ワクチン接種戦略が一定の効果を上げている可能性も考えられる。重症化しやすい高齢者層に対してまず集中的にワクチン接種を実施し8月時点で、全国の65歳以上の高齢者の85%が既に2回の接種を終えている。これらの理由で、他国と比較して死亡者数が低い水準に抑えられている可能性がある。今後も死亡者数世界一を維持するためには「医療崩壊」を防ぐために10万人に上る自宅待機者を体育館など大型施設への臨時収容や若年層へのワクチン接種のスピードアップなどによって、世界一少ない死亡者数を維持できる体制づくりをすることが急務だろう。カンバレニッポン!