プロボクシング元世界5階級制覇王者で50戦無敗のフロイド・メイウェザー45歳 (⬆上写真左)と、26歳の世界的人気ユーチューバー、ローガン・ポール (⬆上写真右)のエキシビションが行われ、メイウェザーとの対戦が“ボクシング2戦目というド素人ローガンがメイウェザーのパンチをクリンチで逃れながら派手な打撃戦やダウンシーンもないまま8Rを終了し引き分けに終わった。2018年の大みそか決戦で那須川天心を 1RKOし、10億円を手にしたメイウェザーはこの試合で1億ドル(109億円)を手にすることが出来たが、体格差があるとは言え、素人相手に8Rを戦いKOできなかったメイウェザーのこれまでのボクシング人生は、「金儲けの為にだけファイトしていたのでは?」という疑念が米国のボクシングファンの間で再燃している。50戦無敗という戦績は、マッチメイク(対戦相手選び)で格下の相手や全盛期を過ぎていた選手を選んで闘い、負けるリスクの高い選手との試合は徹底的に拒否してきた結果だとされ、ファイトスタイルも積極的にKOを狙わず、最初から判定勝ちを狙ったポイント稼ぎに終始する退屈な試合運びがほとんどだった点でメイウェザーのボクサーとしての評価は米国内ではイマイチだった。50戦無敗という輝かしい?ボクシング人生を6年前に引退し、那須川天心選手やユーチューバーと異種格闘技エキジビジョンを戦い続け莫大なファイトマネーを荒稼ぎしているメイウェザー45歳、金の亡者となって、ますますボクサーとしての「化けの皮」がハガレ続けるに違いない。