ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

養老孟司先生、コロナ以前にアナフィラキシー体験してた。

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東大医学部の名誉教授でありながら、大の医者嫌いで有名な養老孟司先生だが、コロナワクチンについてだけは、開発されたら「すぐにでも打ってみたい」と過去に自らの著書の中で述べていた。医者嫌いの養老先生といえども科学者の一人、最新のワクチン接種を自ら経験することに対して大いに興味があったようなのだ。しかし、新型コロナウイルスワクチンの接種直後に、数は少ないものの激しいアレルギー反応によるアナフィラキシーショックが起こることが問題となっている中、養老先生は、自らが過去に体験したアナフィラキシーショックについて告白し、ワクチン接種に影響が出ないか専門の医師に相談していた。養老先生が趣味の昆虫採集でラオスを訪れた際に、アシナガバチに刺されてショック症状が現れたのだという。「私はアシナガバチのアレルギーがあります。一度ラオスで刺されて、4時間ほど倒れていたことがあります。おそらくアナフィラキシーに近いものだと思いましたが、症状はまず景色がきれいになり、コントラストが強くなりました。それが進んで景色が白黒写真のネガみたいになり、吐き気が強くて寝たままで何もできず、4時間ほどで回復しました。その間に視覚の異常?があって、見るものが自分の都合のいいものに見え、電灯の傘(かさ)の模様が虫の集団に見えました」 というのだ。しかし、新型コロナのワクチン接種の際には、特に強い副作用もなく無事に接種を終えられたという養老先生83歳、いつまでもお元気で。