TOKYO FMの深夜1時放送の「TOKYO SPEAKEASY」。2月8日(月)の放送で、坂上忍と純烈・酒井一圭との対談が面白かった⬆。酒井一圭の「今の司会業って、どこがターニングポイントだったんですか? いつの間にか「坂上忍の~」みたいな冠番組の世界にワッとなっているっていう。感覚として何が起こったんですか? 」という質問に対して坂上忍が語ったエピソードが面白い。「(再ブレークのキッカケは)僕が再びあっちこっちのバラエティに呼ばれるようになって、ある特番があって、そのオープニングトークで、とある芸人さんの娘さんの写真が出たのね。それで、子どもだからかわいいに決まってるんですけど、その写真があまりにブサイクに撮れていたわけよ。それで、「どうやったらこんなブサイクに撮れるの?」っていう話を僕がし始めたら、スタジオが凍りついたんだよね。芸人さんもいっぱい出ていたんだけど「そこ、行く?」って 」「でも、あとから聞いた話だと、たまたまその番組を作っているプロデューサーさんが、そのトークを見て、部下の人に「1週間以内に坂上さんで企画書を書いて提出しろ」って言ったら、その企画が通っちゃったんだって。それと同時期くらいにバイキングの話が来たんですよ」。ここまで聞いていておわかりだと思うが、坂上忍が再ブレークできたのは、普通のタレントのような当たり障りの無い発言ではなく、若干の毒を持った発言のできるタレント(才能)を、プロデューサーが坂上忍の中に感じ取ったからに他ならない。