ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「鬼滅の刃」におびやかされる宮﨑駿監督「インフレだから」。

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『鬼滅の刃』の興行収入が、現在の日本記録を持つ宮﨑駿監督の『千と千尋の神隠し』に迫っている中、写真週刊誌が宮崎監督に突撃インタビューを敢行、早朝、日課にしている自宅周辺のゴミ拾いをするため、自宅を出てきた宮崎氏⬆を直撃した。 『鬼滅の刃』はご覧になりましたか?という問いには、「観ません。ほとんど観てないんです、ほかのものも。テレビも観ないし、映画も観てない。ゴミ拾いをやっている引退じじいです」と答え、『千と千尋の神隠し』が歴代1位でなくなることを残念がるファンもいますが?という問いには、「そんなことは、どうでもいいよ。世界はいつもインフレになっているんですから。(それよりも)ゴミを拾わないと……」と答えただけだったそうだ。宮崎監督が言った「インフレ」とはどういう意味なのか。アニメや漫画の世界でよく使われる「インフレ」は、主要キャラクター(大抵は主人公)や新敵キャラの強さが右肩挙がりに上昇する状態(インフレ)を指し、 苦戦してやっと勝った、と思ったら、間を置かずにさらに強い敵が次々現れるようになるパターンを指して、インフレと言うのだそうだ。宮崎監督は、アニメの世界で勝利したと思っていたのにさらに観客動員が多い作品が次々に生まれてくる状態を指してインフレと言ったと思われる。「栄枯盛衰」「諸行無常」、アニメ界の巨匠も、自分のアニメ作品の興行収入を上回る作品がこんなに早く現れてくるとは、思いもよらなかったのかもしれない(笑)