ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大坂なおみ「どうすれば勝てるか」を2歳上の姉から学んだ。

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大坂なおみ選手が、幼い頃にテニスを始めたきっかけは姉のまりさん(⬆上写真左)の影響だった。姉妹は毎日対戦するようになったが、スコアは姉のまりさんが常に圧倒した。しかし、ここから年下なおみ(⬆上写真右)のスイッチが入る。「毎日姉にコテンパンに負けていました。でもなぜ勝てないのか理解できず、毎日負けたことに怒って、明日は勝ってやると挑戦し続けていました」 負けては怒る、そして次の日も挑む、その繰り返し。負け続けても、彼女は親にアドバイスや指導を請うことは決してしなかった。 「人にとやかく言われるのが嫌いだし、問題を自分で解決することがパズルを解くみたいで楽しかったんです」。大坂なおみが、勝ちにこだわる激しい競争心と冷静に難関を攻略する能力は、この幼い頃の姉との勝負の繰り返しから培われたものに違いない。米女性ファッション誌「グラマー」に、「私の妹・大坂なおみへのラブレター」と題した姉まりさんの記事がある。この中で、姉まりさんは幼少期に妹のなおみとテニスをして過ごした日々を回顧し「私が姉だからいつも勝っていた。でもあなたは絶対にあきらめなかったわね。毎日飽きもせず、『明日は勝ってやるんだから』ってあなたは言っていた。これが、あなたにとっては常にモチベーションだったのね」と、なおみの負けん気の強さをたたえ「幼いころ、あなたは全米オープンで優勝すると言ったの、そしてそれを成し遂げた。それこそが、テニスだけでなくあなたの人生よ」と、なおみがテニスで常に有言実行の人であったことを明かしている。姉との勝負で「問題を自分で解決する」習慣を幼いころに身につけた大坂なおみ選手、4大グランドスラム完全制覇も夢ではないだろう。