ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「壁ドン」も「魔改造」も本当の意味と違うって知ってた?

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NHKテレビで放映された「魔改造の夜」。ネット民の間では有名な「魔改造」という単語がテレビ番組名に使われたのだが、番組サイトでは「“日常使用の家電”や“子どものおもちゃ”にあり得ない改造を施し、えげつないパワーを放つモンスターマシーンに作り替えることを『魔改造』いいます」と、従来の「魔改造」の意味とは異なった説明がなされている。かつて「壁ドン」の意味が改変されてしまったのと同じような流れになってる事について、ネット民からは「魔改造ってそういうもんじゃないんだよ。適当な番組だなぁ」「やってる事は面白いと思うけどなんか言葉の定義をメディアが変えちゃうのは怖いなあ。文化盗用では?」と、ツッコミを入れる騒ぎとなっている。そう言えば、壁を背にした女性に覆いかぶさるように手を伸ばし、顔を近づける……女性がドキドキするシチュエーション(⬆上右図)を「壁ドン」と呼ぶが、数多くのネットユーザーからは「壁ドンってそんな意味じゃないでしょ」と言葉が有名になった当時から指摘されていた。ネット用語としての「壁ドン」は本来、文字通り大きな音をたてて壁を叩くことを指す言葉として使われ「隣室のカップルが深夜までうるさいから壁ドンしてやったぜ」(⬆上左図)など抗議を表明したり、単に壁を殴ることでストレス発散したりする行為のことを指した言葉だったのだ。「魔改造」も本来は模型やフィギュアに通常では有り得ない様な改造を施すことを「魔改造」と呼んだのだが、NHKが、家電やおもちゃにまでその範囲を広げてしまったことに、ネットユーザーはどうやら不満の様子なのだ。本来のネット用語の意味をカン違いして広く一般の人達にも知られるようになった「壁ドン」と「魔改造」。ネット民は意味こそ違え一般用語として普及したことをむしろ喜ぶべきではないだろうか(笑)