ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「元気ですか〜」アントニオ猪木の延命治療を拒否する「死生観」。

 

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元プロレスラーで参議院議員のアントニオ猪木氏(75)が、現役レスラー時代の激闘の代償として長年に渡って激しい腰痛に悩まされていたが、昨年8月に手術を行った。退院直後の車イスに乗ったアントニオ猪木氏のその姿(⬆上の写真)は、周囲の人々を驚かせた。本人も「今回の手術前に、レントゲンでオレの脊髄をみたら、何年か前に首の手術しているでしょ、この時は13時間も手術にかかりまして、今度、腰のところでしょ、脊髄の全部が骨を削ったり、手術に7時間、もう大変なことになっているんですよ。もう手術はしたくないっていうところが本音です」と語った。「これも、もっと言えば自分との戦いですね。もうこのままお迎えに来てくれたらいいなって思ったりするんですけど。手術して今、思うことは生きるってなんだっていうことなんですね。オレが自殺なんてないんだろうけど、体調を崩すと「死」ということをふっとよぎる自分がいたりするというね。ですから、生きるっていうことは、何がどうあれ、毎日、一日一日が戦いなんですね。確かにオレも表向きは、みんなに夢を送って華やかにカッコ良くとかあるけど、こればっかりはしょうがねぇじゃんって思っています」「今、社会的メッセージとして色んなところで“人生百歳時代”と言っているけど、それがなんなんだよってね。元気であれば、百歳まで生きることは素晴らしいですけどオレ自身は、そうありたくない自分がいるんですけど、もし、そうなっちゃたときは分からないんで、今回、きちっとメッセージだけは書いておいたんです。それは、『延命治療はしないよ』っていうことです。これは、人それぞれだから、長生きしたい人もいるけど、オレはそう決めました」。燃える闘魂、猪木氏らしい死生観だ。