ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ショーヘイ・ザ・マネー!チャンスで打った大谷43号の価値。

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エンゼルスの大谷翔平が、レンジャース戦で6回、ランナー1・2塁のチャンスで回ってきた第3打席で右中間スタンド中段へメジャートップをひた走る43号3ランを放った。その瞬間、中継局BSウエストの実況が、「ショーヘイ・ザ・マネー!」とアメリカ英語の慣用句「Show me the money(口だけでなく、実際に金を持ってこい)」と大谷の名前である翔平を掛け合わせた表現を用いて叫び、喜びを表現した。日本語のことわざで言うと「論より証拠」だろうか。1-0のスコアだったものを4-0と勝負を決めた大谷の3ラン。確かに「ショーヘイ・ザ・マネー!」の表現がピッタリだった。大谷選手は、直近5試合ではホームラン2本、OPS750とホームランは打てていてもチャンスで打てない打席が続いていた。OPSは、出塁率と長打率を足した数値で、数値が高いほど得点に貢献していると評価される指標だ。OPS900以上=チャンスにめっぽう強い、.833以上=非常にチャンスに強い、.767以上=まあまあチャンスに強いとされるが、大谷選手の直近5試合はそれを大きく下回る750という数値だった。ホームランを13本と量産した6月のOPSが1,312だった大谷選手が、今回チャンスで打った3ランをきっかけにして、残りわづかなシーズンで再び「ショーヘイ・ザ・マネー!」の実力を大いに発揮して欲しいものだ。