先月末、総務省が2020年国勢調査の確定値を公表した。日本人の総人口は20年10月1日時点で1億2622万人だった。15年の前回調査から86万人も減少、たった5年間で86万人の日本人が消えたことになる。この数字にSNSの反応は、「これヤバすぎやろ……」「もう終わりだよこの国」「本格化するのはまだこれからやぞ」「いま子供がいる人も6割くらいは孫の顔が見れずに終わるんやで」「金出してなんとかなる問題じゃないからな結婚自体したくないと思ってる人が多い」「持続可能社会?自然環境より優先するものあるやろ」。たしかに、SDGs(エス・ディー・ジーズ)=持続可能な開発目標などとノン気なことを言ってる場合ではない日本人の激しい減少。我が国の無能な政府は、88年前の1933年に63万件だった出生数をたった1年で73万件に増やし、出生数を20%もアップさせたナチスドイツのヒトラーによる人口増加政策をナゼ見習えないのか。子供を一人産んだら年収の半分を無利子で貸し出し、一人子供が生まれるたびに貸付金の25%を出産祝い金として給付するというこのアイデア。そういえば、2ちゃんねる創案者のひろゆき氏も、自著「このままだと、日本に未来はないよね」 の中で、政府がどんなに対策を講じても少子化が止まらないニッポンの深刻な現状を改善するために「子供を産んだら1人につき1,000万円を出産祝い金として国は支給してはどうか」と提案している。お金を渡さねば子供を産まない、人口は減るばかり、この国は果たして「持続可能」なのだろうか(笑)