ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「人殺し大手老人ホーム」、サニーライフはナゼ謝ろうとしないのか。

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テレビのCMで有名な有料老人ホーム「サニーライフ」の北品川ホームで、入居していた82歳の老人を殺害したとして社員の根本容疑者が逮捕された(⬆上の写真)。根本容疑者は「サニーライフ」の介護関連施設で4年以上の勤務経験を持ち、夜勤の時間帯には「リーダー格」として業務にあたっていた社員だという。この事件が起きてから、全国119ヶ所にあるサニーライフに入居している1万人近いご老人達やその親族は「次は誰が殺されるのか」と夜もオチオチ眠れない「恐怖」に怯えきっているに違いない。なぜなら、老人ホームの大手企業であるはずの「サニーライフ」の会社側は、現在のところ公式の記者会見を開いて社員による殺人の「お詫び」や入居しているご老人の今後の「安全対策」について一切知らん顔をしているからだ。事件が起きた「サニーライフ北品川」の関係者は、マスコミの取材に「お客さまがお亡くなりになったことも(容疑者が)逮捕されたのも事実です」と事実関係を認めただけで「(容疑者)本人が行為(殺害)に及んだかは判断できる立場ではありません。捜査機関の捜査を見守りたい。捜査には全面的に協力したい」と、命を落としたご老人やその家族へのお詫びの言葉などそっちのけで「警察の捜査結果を待っている状態」だと説明している。どうやら、「サニーライフ」の会社としての考え方は入居者の老人が自社の介護士の手によって殺されたというあきらかな「事実」には目をつむって「サニーライフ」という全国119ヶ所にある老人ホームの「信用」を守ろうとしているようだ。「人の命」よりも「会社の信用」が傷つくことを恐れるこうした会社の態度を見る限り、世のご老人達は「サニーライフ」に入居すると命の安全性は「保証」されず「殺される危険性」さえつきまとうことを十分承知しておくべきだろう。