ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

拳銃たてこもり男、TVの10歩先を行ってたSNSの実況。

NHKテレビ昨夜の深夜ニュース 「埼玉県蕨市の郵便局に埼玉県戸田市に住む職業不詳鈴木常雄容疑者(86)が、午後2時すぎから拳銃を持って立てこもりおよそ8時間たった午後10時20分ごろに建物の中に突入した捜査員によって逮捕されました」。この通り一遍のニュース報道の前、つまり犯人が8時間も「立てこもり」を続けている間、NHKは 「犯人像」について放送法にしばられて一切報道できなかった。視聴者は、どんな男がどんな理由で立てこもっているのか、「犯人像」知りたいのにテレビ各局はまるで伝えることが出来ない状況。で、SNSを検索すると立てこもりから2時間後にはX(旧ツィツター)に「蕨市の郵便局に立て籠ってる男、やすだパチンコ店近くのアパート火災もこの男が関わってるとの報道もある。てか、このオッさんよく、やすだ戸田店でみかけるよ。台パン(台を殴る)していたりするからよく覚えてる。今日も大負けして、やらかしたんじゃない?」という情報が流れた。さらに、午後3時半頃、郵便局の出入口から姿をみせ拳銃のようなものを見せる立てこもり男のクローズアップ写真⬆がSNS上にアップされ、左手の親指が第一関節あたりまでしか無いことを指摘、ツイッターには「指がない、タトゥー入ってる、よくヤオコー前のパチンコに入っていってるよ」と投稿があり、男がヤクザ上がりの老人であるというアナウンスが入った。SNSには不確かな情報が溢れていることは承知の上だが、テレビなどのマスメディアが「犯人像」についてまったく触れられなかった8時間半の間、SNSが、TVに変わる「犯人像」についての詳しい情報源だったことは間違いない事実だろう。