ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「私はこんまりが嫌い」米国有名作家の発言は差別ではなく「ねたみ」。

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ユニークな「片付け術」を紹介したNetflixの番組「KONMARI〜人生がときめく片付けの魔法」をきっかけにアメリカで大ブレイクした「こんまり」こと近藤麻理恵さん。4年前に米国「TIME」誌が選ぶ「最も影響力のある100人」にも選ばれているアメリカで有名な日本人女性だ。その彼女についてアメリカの著名作家バーバラ・エーレンライクさんが「私はこんまりが嫌い」「こんまりが膨大な数のアメリカ人視聴者に対して英語で喋らなくても別にいいけれど、これは超大国アメリカの衰退を意味している」などとツイートし、差別的発言だと非難されている。この発言に対しての反論の声として「本気?こんまりが英語を話せないのは彼女が日本人だからであり、異なる文化から学ぶことはたくさんあると思います。むしろ日本語を話せない私たちに「片付け術」を教えてくれるこんまりに感謝しています」「英語が第一言語ではないアジア人の女性からアメリカ人が一生懸命学ぼうとしている姿はこの排外主義が強まっている時代において希望を与えてくれるものの一つだと思うけど」など、日本の女性こんまりを擁護する多くの声があがっている。御年77歳になるエーレンライクさんは「ニューヨーク・タイムズ」や「アトランティック」などの有名紙でジャーナリストとして活躍し、1980年には全米雑誌賞を受賞したアメリカでも著名な女流作家であるのに、まだ34歳の日本人ミセスに目くじらを立てて「超大国アメリカの衰退を感じる」とは何ともオーバー過ぎる表現ではあるまいか。しかし、これはアメリカのマスコミが騒ぎ立てる日本人に対しての「差別発言」ではない、むしろ「片付け術」をわざわざ日本人女性から学ぶアメリカ人女性達に対する「イラ立ち」であり、かつての日本人といえば英語を話せない事を恥じていたのに、日本語で堂々と「片付け術」をレクチャーするこんまりに対しての老作家の明らかな「ねたみ」発言だと言えないだろうか(笑)