MLBア・リーグ新人王に輝いた大谷翔平選手が帰国し、凱旋記者会見を開いた。日本のファンが一番に気にかけていたトミージョン手術のその後の経過については「経過は今もすごく順調ですし、(手術してから)約2カ月弱ですが、日常生活についても特に不自由することなく今はやってよかったかなと思っています」と語りファンの心配を払拭してくれた。1時間を超えた記者会見の中で「2刀流を将来どちらかに選択する日が来たら?」という質問がありこれについて大谷選手は「今の段階でそれを考えるのはあまりないのかなと思っている。自然の流れのなかでどちらかになる可能性はあると思います」と2刀流を辞める日がいつか来る事について否定はしなかった。野球の神様ベーブ・ルースは19歳から始めて6年間続けていた2刀流を大谷選手と同じ24歳の年に辞めてその後は打撃専門の外野手になった。今から100年前の出来事だ。時代が変わったとは言え、大谷選手が体を酷使し過ぎる「2刀流」を続けられるのは、年齢的にはあと3〜4年28歳ぐらいが限界だろう。ベーブ・ルースが2刀流で最も好成績を残した1918年の投手として13勝、打者として本塁打11本、打率3.00の年間記録を大谷選手の2刀流が復活する2020年のオリンピックイヤーに是非とも超えてほしいと思うが、右ヒジが完全復活する2年後、26歳の大谷選手はそれをきっとやってくれるに違いない。