ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

昔、オウム麻原彰晃に手を貸したテレビ局や著名人、いま何を思う?

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先日、死刑が執行されたオウム真理教の教祖である麻原彰晃や幹部の7人。6,000人以上の被害者を出した地下鉄サリン事件や教団活動を妨げる人物を30名も殺害するなど世界にも例を見ないテロ事件を実行したオカルト集団。今にして思えば。信じがたいが、そのオウムの教義やオウム教祖である麻原彰晃を一連の事件を引き起こす以前にテレビ番組に出演させたり、対談などで一定の評価をしていた著名人や文化人が数多くいたのをご存知だろうか。「TVタックル」に麻原彰晃を出演させビートたけしに「面白いよな麻原さんて、場所を改めて2人だけで朝までトークやらせてくれねえかな」と言わせたテレビ朝日とんねるずが司会の番組で「麻原彰晃の青春人生相談」のコーナーを設けた日本テレビ(上の写真)をはじめオウム真理教に肯定的な意見を述べていた日本を代表する知識人の中沢新一、島田裕己、吉本隆明荒俣宏栗本慎一郎氏など、オウム事件が死刑執行によって一応の区切りがついた今こそ、懺悔の胸の内を世間に向かって「公表」すべきではないのか。あの当時テレビ番組や知識人達の言葉に乗せられてオウム真理教をすっかり信じてしまった人々は、数多く居たはずだ。そういう彼らにむかって、テレビ局も知識人たちもオウム真理教の片棒を担いでしまった「反省の弁」を今こそ声を大にして世間に向けて述べるべきではなかろうか。でなければ第二次世界大戦で軍部の片棒を担いでウソの戦果をたれ流し続け、戦後になっても謝罪の一言もない朝日や読売などの新聞やNHKラジオなどと「同じ穴の狢」になってしまうではないか。