ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「オオタニがTOKYOまで打球をかっ飛ばした」ロドリゲス氏の名解説。

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ドジャース戦で大谷翔平選手がメジャー入団後で初めてとなる代打ホームランを放った。前日の試合で自打球を右ヒザにあてて痛みが残るためこの日の大谷選手はベンチスタート、代打出場となった7回の打席で「終盤はいい投手になってくる。積極的にいかないと構え遅れる」と思いながら力強いスイングで振り切った154kmのツーシーム。その打球がセンタースタンドに一直線で飛び込んだのだ。大谷選手は「(痛みが残り)全力で走れなかったので(ホームラン)は一番いい形になった」とねらい通りの一打であったことを語ったのだ。このホームランシーンを実況中継していたアメリカのスポーツ専門局ESPNの実況席、ゲスト解説していたMLB通算696本塁打を誇る元ニューヨークヤンキースアレックス・ロドリゲス氏はOh!Oh!と叫んだ後、ダイヤモンドをゆっくりと回る大谷選手を眺めながら「TOKYOまで打球をかっとばした」と興奮の実況を行ったのだ。ロドリゲス氏が言葉の使い方を間違ったのではない、この大谷翔平の衝撃のホームランは日本のファンにまで届いたというロドリゲス氏独特の比喩的な表現だった。アナウンサーから「日本でも大騒ぎでしょうね」と水を向けられたロドリゲス氏「六本木あたりは大騒ぎだね」とそれに答えている。それにしてもアメリカのみならず日本のファンをまでつねに魅了し続けてくれるメジャーリーガー大谷翔平選手。あのイチロー選手に匹敵するメジャーでの活躍ぶりにはこれからも目が離せない。