ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「運」が見える西野監督、ベルギー戦でも「運」はきっと味方してくれる。

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W杯は実力勝負の世界とは言えども、勝負は運が味方しなければどうにもならない。前回W杯ブラジル大会の覇者ドイツはグループリーグさえ突破できずに敗退してしまったし、メッシの居るアルゼンチンもロナウドを擁するポルトガルもベスト16ですでに敗退し、スペインはPK戦で敗北した。初のベスト8入りを目指す日本が対戦する強豪ベルギーに日本が勝つ可能性は0%と言われるが、果たしてどちらに勝ち運があるのかはわからない。「運」ははたしてどちらにあるのだろうか。「危険な賭けに出た日本は裏口からベスト16入りした」と海外のマスコミは揶揄するが、危険な賭けに勝利するのも勝負の内だろう。セネガルが1点入れれば日本がベスト16入を逃す危険性がある中で西野監督はコロンビアが1−0で勝利する事を信じて時間稼ぎの「パス回し」を選手に指示した。この危険な掛けについて西野監督は試合後「自力ではなく他力を選んだ。今までの(2戦目までの)アグレッシブな戦い方に運がついてくれた。(勝利の女神が)微笑んでくれたのかもしれない」と語っている。過去にW杯でベスト16強いりを果たしている元代表監督の岡田武史氏は西野監督の采配を見て「新しいページを開く可能性は十分にある」と初のベスト8入りに期待を寄せている。その理由の一つとしてポーランド戦で0−1のまま試合を終わることを選択した点をあげている。「自分なら小心者だからビビって攻めに行くな」「これには正解はない。結果で判断するしか無い。西野監督の勝ち」と運に任せた西野采配を称賛した。運がなければ勝負には勝てない。「運を呼び込むにはアグレッシブに戦うしか無い」そう語った西野監督の初のベスト8入を掛けた戦いぶりに注目したい。