サッカーのカタールW杯、強豪ドイツに逆転勝利を収めた強運のはずの日本代表、2戦目コスタリカ戦では、勝利の「運」に見放された。全体的にゲームを支配していた日本だが、後半の36分、防戦一方のコスタリカに対し、攻撃に転じるタイミングでの一瞬のスキが命取りとなった。、DF吉田麻也のクリアが精度を欠き、ギリギリMF守田英正に届いたボールを一瞬にして相手に奪われ、ワンチャンスでゴールされてしまった。英データ分析会社「Opta」は「コスタリカの日本戦での敵陣ペナルティエリア内でのボールタッチ数はたった2回だけ、これは1966年以降のW杯の1試合で勝利したチームが記録したタッチ数としては最少記録だ。コスタリカは運を味方に勝利した、と報じた。ドイツ戦の奇跡的な勝利と今回のワンチャンスでのコスタリカの勝利、サッカーとは運と偶然に支配されたスポーツだというのがよく分かる。他の競技に比べて得点数が少なすぎ、シュートが相手の腕に当たったり、トラップミスが何故か絶妙のシュートやパスになったり、1試合に2度も3度もバーやポストに嫌われり、微妙なオフサイド判定やPKなどのルールなど「運次第」で勝負が決まる競技なのだ。今回の敗戦に落胆しているあなた、サッカー勝敗は「運」が大きく左右する競技であることを頭に入れておけばストレスが溜まりませんよ(笑)