ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

FIFAランクは疑え。セネガルは「選手価値ランキング」でグループTOPだ。

f:id:gunjix:20180621211019p:plain

W杯グループリーグ初戦で番狂わせの勝利を収めた日本。次戦の相手はアフリカの強豪セネガル。初戦の勝利後、長友選手は日本が属するグループHの中で「一番強いのがセネガル」と言い、香川選手も「本当の敵はセネガル」と言い切っている。確かにFIFAランク7位のポーランドFIFAランク27位のセネガルがボールの支配力、スピードで圧倒していた事実はテレビ中継で十分過ぎるほどに見せつけられた。FIFAランクはあてにならないなという感じだが、もうひとつ「選手の市場価値」を分析し国ごとのランキングを行っている「Transfer Markt」というサイトを覗くとW杯出場のグループHの国別ランキングは大きく変わってしまう。トップは何と招集されたメンバー合計の市場価値が約400億円と算出されたセネガルだ。2位がポーランドで約344億円、コロンビアは328億円、日本選手は合計で65億円と算出されている。つまりセネガルはアフリカのチームと言うよりイングランド・プレミアリーグやイタリアのセリエAなどトップリーグで活躍するスター選手軍団なのである。選手の市場価値が高いのも当然の事なのだ。今回ばかりは日本が「勝てっこない」スター軍団セネガルが相手だが、W杯でグループリーグを突破した経験を持つ元日本代表監督岡田氏は「(セネガルの)シュートは上手くない。バイタルエリア(MFとDFの間)に穴はある。大迫ならタメを作れて厚みのある攻撃ができそうだ」と激を飛ばしている。勝敗の行方は神のみぞ知る、日本が2度目の奇跡を起こすことを祈ろうではないか。